皆様、明けましておめでとうございます。
昨年はJOF役員として、チームミーティングにてダン・エリクソン教授の質疑応答座長を務めさせていただきました。ハイブリッド型開催にて会場・ウェブからの質問とエリクソン教授の回答を受ける中で、日本とスウェーデンの国民性や福祉に対する意識の違いを皆様感じ取っていただけたかと思います。もちろん私たちは日本の現状に悲観することなく、エリクソン教授が歯科医療の価値を高めるべくこれからも励む方向を導いてくださったことに大きな勇気を得たのではないでしょうか。
個人的な振り返りでは、一昨年の日本歯科医学会学術大会に続き昨年は日本歯科保存学会学術大会にてシンポジストとして登壇させていただく大変名誉な機会をいただき、私自身の臨床を振り返るとともに歯内療法学への社会貢献も継続して行うことができました。また、コミュニケーションギア(CG)ウェブサイト上にて昨年一番検索数が多かったとして、CG人気歯科医師アワードをいただくこととなりました。これは単に歯科業界内だけでなく国民の皆さんにとっても歯の保存や根管治療、専門医との医療連携に対する意識が高まっている表れであり、大変嬉しく思います。JOFが取り組んでおりますKEEP28の目標がより多くの人々の目に留まり、心を動かし、ひいては社会全体に浸透していくことを願ってやみません。
本年も皆様にとって健康で成長の年になりますよう心よりお祈り申し上げます。